top of page
20160819_1250.jpg

福岡県福岡市出身。ピアノを平川美幸氏のもと始める。

 

2017年夏、アメリカメイン州で行われるボードン国際音楽祭のコラボレーティブピアノコースに全額奨学金を受け招待される。以後コラボレーティブピアニストとしての活動の場を増やし、2018年夏アメリカのサンタバーバラにて行われている音楽祭、ミュージック・アカデミー・オブ・ザ・ウェストに招待を受け、8週間コラボレーティブピアニストとして参加,。マスタークラスを受講し多数の演奏会に出演。2019年夏にも再び招待された。そのほかニューヨークのクラシック専門ラジオ局、WQXRにてチェロ奏者ミナ・キムとの演奏が取り上げられたほか、2016年秋にはアクロス福岡にてドビュッシー弦楽四重奏団とシューマンのピアノ五重奏を共演するなど室内楽に力を入れている。

ソロにおいてはこれまでにニューヨーク国際ピアノ音楽祭、ボードン国際音楽祭に奨学生として参加。2009年ソロ・コン・トゥッティ協奏曲コンクールにて1位受賞、アライアンス交響楽団とベートーヴェンピアノ協奏曲1番を協演。2015年にはブラッドショー・ブオーノ国際ピアノコンクールにて1位を受賞し、受賞者コンサートにてカーネギーホールデビューを果たす。

現代音楽にも積極的に取り組んでおり、Random Access Musicにピアニストとして所属。多くの作曲家の作品を初演するほか、現代作曲家にフォーカスした演奏会に数々出演している。現在ジュリアード音楽院にてコラボレーティブピアニストを務める他、The School for Strings にて室内楽を指導。室内楽奏者として演奏活動を積極的に行い、ニューヨークカーネギーホール、リンカーンセンター、ディメンナ・クラシック音楽センターなどのホールにて幅広く活動している。2022年よりイェール音楽院にてCollaborative Piano Fellowとして務め, 2023年よりコーディネーターの役職をつとめる。

福岡第一高校音楽科を卒業後渡米、ボストンロンジー音楽院にて学士過程並びにパフォーマンスディプロマを取得、卒業時に選ばれた学生に送られるThe Margaret Rohde Awardを授与される。卒業後ニューヨークへ移り、マネス音楽院にてヴィクター・ローゼンバウム氏のもとプロフェッショナル・ディプロマを取得。2020年ジュリアード音楽院にてJonathan Feldmanの指導のもと、Leah Adler Spielberg Fund Scholarship、David Garvey Scholarship奨学生として修士課程(コラボレーティブピアノ専攻)を取得した。

これまでにピアノを平川美幸、Dr. Maira Liliestedt, Wayman Chin, Victor Rosenbaum, コラボレーティブピアノをJonathan Feldman, Dr. Lydia Brown, また室内楽を Diane Walsh, Yura Lee, Marco Granados, Terry Kingの各氏に師事。

岩尾麻梨菜

bottom of page