岩尾麻梨菜
福岡県福岡市出身。ピアノを平川美幸氏のもと始める。
2017年夏、アメリカメイン州で行われるボードン国際音楽祭のコラボレーティブピアノコースに全額奨学金を受け招待されて以降コラボレーティブピアニストとしての活動。2018年と2019年、夏アメリカのサンタバーバラにて行われている音楽祭、ミュージック・アカデミー・オブ・ザ・ウェストに招待を受け、マスタークラスを受講し多数の演奏会に出演。2022年よりイェール音楽院にてCollaborative Piano Fellowとして務め, 2023年よりコーディネーターの役職をつとめた。
現在ジュリアード音楽院にてコラボレーティブピアニストを務める他、The School for Strings にて室内楽を指導。室内楽奏者として演奏活動を積極的に行い、ニューヨークカーネギーホール、リンカーンセンター、ディメンナ・クラシック音楽センターなどのホールにて幅広く活動している。これまでにデイヴィット・シフリン(クラリネット)、フランク・モレリ(バスーン)、山本浩一郎(トロンボーン)、ドビュッシー弦楽四重奏団と共演。
現代音楽にも積極的に取り組んでおり、Random Access Musicにピアニストとして所属。多くの作曲家の作品を初演するほか、現代作曲家にフォーカスした演奏会に数々出演している。
福岡第一高校音楽科を卒業後渡米、ボストンロンジー音楽院にて学士過程並びにパフォーマンスディプロマを取得、卒業時に選ばれた学生に送られるThe Margaret Rohde Awardを授与される。卒業後ニューヨークへ移り、マネス音楽院にてヴィクター・ローゼンバウム氏のもとプロフェッショナル・ディプロマを取得。2020年ジュリアード音楽院にてJonathan Feldmanの指導のもと、Leah Adler Spielberg Fund Scholarship、David Garvey Scholarship奨学生として修士課程(コラボレーティブピアノ専攻)を取得した。
これまでにピアノを平川美幸、Dr. Maira Liliestedt, Wayman Chin, Victor Rosenbaum, コラボレーティブピアノをJonathan Feldman, Dr. Lydia Brown, また室内楽を Diane Walsh, Yura Lee, Marco Granados, Terry Kingの各氏に師事。